こんにちは!
冬至もそこそこに、今日はクリスマス・イヴです♪
日本では主に恋人と過ごす日!とかクリスマスプレゼントもらえる日!とかサンタさんをNORADが追跡する日(NORAD:北米航空宇宙防衛司令部)みたいになっていますが、本当はキリストの誕生を祝う日です。
でもなぜ、25日ではなく24日から祝うのでしょう?
それはかつてユダヤ暦の1日の始まりが、今で言う『前日の日暮れ』だったから。ユダヤの一日は、今で言う『前日の日没から次の日の日没まで』。既に24日の夜からクリスマスの一日が始まっているのですねぇ。
ところでサンタさんの実在をあなたは信じますか?
これは意見が大きく別れるところだと思うのですが、お子さんのいる方は質問されたことがあるのではないでしょうか?
私は信じる派なんですけれど、それは昔こんな絵本をもらったから。
これは『サンタっているの?』というこどもの質問にアメリカの新聞ニューヨーク・サンの社説が答えたものを絵本にしたものです。内容もさることながら、絵がとても素敵です。
最近、これの現代版ってわけではないんですが、Yahoo!知恵袋での質問でこんな素敵な回答がつきました。
わたしはサンタさんがいると思っています。逆に、いないと言っている人… – Yahoo!知恵袋
サンタはいます。
正確には初代サンタクロースではなく何代目かのサンタなんですが細かい話は置いといてとりあえずサンタはいます。ただ最近の場合プレゼントにサンタが直接は関わっていない事も多いです。昔のようにサンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代とは変わりました。
まず家の中に入れません。煙突とか無いし鍵かかってるし、そもそも勝手に入ったらダメだし。 サンタがプレゼントを持ってきたとしても玄関で親御さんを呼んで受け渡してサンタさんの代わりに枕元へ置いてもらうことになります。
そしてなにより子供の欲しがる物が「市販品」になったことです。「○○って言うおもちゃが欲しい」とか「○○ってゲームが欲しい」とか「携帯電話」とか「iPod」とか。こうなるとサンタさんにはもう作れません。
「サンタさんに作れないなら私達が代わりに作りますよ」とたくさんの企業が作ってくれているわけですが、全国へ運ぶ所も運送会社がそのままサンタさんに代わってやっちゃってます。
つまりプレゼントを製作して、輸送して、枕元に置く所まで全て「サンタさんの代わりに私がやりますよ」と言う人たちだけで済んじゃうんです。サンタさん自身が関わる部分はほとんどありません。
一人のサンタが全てを行うのではなく、力の小さいサンタ役の人がちょっとずつ役割分担しているわけですね。トナカイで世界中を回り…と言うのは残念ながら今はイメージだけですね。
これはちょっと寂しく思うかも知れませんが、子どもが市販品を望むことが多くなった時点で避けられない時代の変化だったと思います。
ただ言えるのは、今サンタの代わりにプレゼントを作っている人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら作り、運んでいる人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら運び、枕元に置く人もあなたの幸せを願って置いているんです。
サンタクロース 一人だけがあなたの幸せを願っているのではなく、他にもとてもたくさんたくさんの人が子ども達の幸せを願っているからこそ枕元にプレゼントが届くのです。それはとてもとても素晴らしい事ですよ。ほんとに。あと、あなたも将来こうした「サンタの代わり」を担うことがあるかもしれません。「人に幸せを与える側」に参加できるというのは、これもまたとても素晴らしい事なので機会があったらぜひどうぞ。
いや、ほんとにちょこっとだけど・・・